【ファイアーエムブレム風花雪月】良い子悪い子普通の子、そしてクロード
どういうことか悪ガキって奴はモテますの。
先生に追随する勢いで黒板をノートに写している勉強熱心なあの子より、子供でも知っているようなブランド物を身にまとっていたお金持ちのあの子よりもかけっこが速くてスカートめくりしてたあの悪ガキの方がモテますの。
秀才よりお坊ちゃんより何故悪ガキがモテるのか?ずっと疑問でしたのよ。でもわかりましたの。悪ガキは目が離せない。
こんなイカした悪ガキでしたらね!!
この顔!この顔!!この瞳!!!
この顔はS極。この顔の前では私はN極にならざるを得ないですわ…
悪ガキにあっていい子にないモノ、それはギャップ。普段は同じクラスの女子をからかったりとおちゃらけた態度をとりつつ真剣な場面では表情が180度変わるあのギャップ。えっ、そんな表情も魅せてくれるの…?となった日にはこの悪ガキに心を盗まれてますのよ。
悪ガキって実は結構大人な部分もあったりするんだけど、それでも目が引き寄せられ私がなんとかしなくちゃ、してあげたいと思わせられるのですわ。これが生まれながらに持ったスケコマシ体質なのかしら。羨ましいですわ。
でもこの手の悪ガキって月日が流れて同窓会で再開した日にはそれはもう残念な感じになってたりするものですけどね。まぁ学生時代はあんなにイケてた彼も…
あっ、あっ、あっ
そうか、悪ガキが好きなんじゃなくてクロードが好きなんだ。冷静であっても冷酷ではなく、なんだかんだ仲間想いで胸に野望を秘めたクロードが。
というかそもそも言うほど悪ガキではないですもの。
あ、やっぱ悪ガキでしたわ。でも好き。